仮面クライマーのレスト日

クライマーが心を癒す趣味の記録。

「管理職だから。」

ずっと休みがなかった。

2月、3月は月の休みは6日間。

その休日もまばらにあったり連休になることもある。

休みの日に仕事を入れられ、他のスタッフの穴埋めをし、どんどん休みが削られた。

 

多い時の連勤日数は10日間。

9時〜26時という勤務時間の日もあった。

長時間労働は翌日にかなり影響する。

昼過ぎまで寝ることになり、休日が身体を休めて家事をするだけの本当につまらない休日なのだ。

2月はどこにも遊びに行けず、自宅か職場か近所のスーパーだけを行き来する日々だった。

 

 

どれもこれも「管理職だから。」の一言で片付けられるのがぼくの勤める会社だ。

 

当日病欠で出勤できないスタッフの代わりに出勤するのは「管理職だから」当たり前だよね。

休日出勤しても手当は出ないよ「管理職だから」。

休みであっても「管理職だから」毎日メールを見てよね。

返信を求められたら「管理職だから」すぐに返信してよね。

「管理職だから」いつでも電話に出られるようにしておいてね。

急務ができたからこの日は会議をするから出勤してね「管理職だから」。

残業代は出ないよ「管理職だから」。

 

 

ばーか。

 

 

 

理不尽な要求ばかりだ。

休日のたびに「電波の入らない場所にいるので電話もメールも出来ません。」と連絡してやろうか。

 

会社はぼくを守ってくれない。

給料さえ払えば何でも許されると思い上がっている会社だ。

だから自分の身は自分で守るしかない。

来月、休日出勤した日数分のお休みを取る。

休日出勤手当も出ず、残業代も出ないなら時間で返してもらうしかない。

 

 

という4月の頭に新入社員にとっては恐ろしい内容を書いてしまった。

信じられない事かもしれないが事実だ。

 

置かれている状況、立場、給料、休日日数、勤務時間、有給取得日数…。

おかしいと思ったら声を上げるべきだし、臆することはない。

声を上げてダメでも時間が経てば変わることもある。

もちろん変わらないことも。

 

身体や心が壊れる前に対処しよう。

壊れてしまっても会社にとってはただの欠員、ノーダメージ。

でも、壊れてしまったらその人の人生には大ダメージだ。

転職もできなければアルバイトもできない。恋人も友人もなくす可能性だってある。

そんなの辛過ぎるから。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

以上、3月に心が壊れかけた仮面クライマーでした。

 

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