疑わしきはどこか遠くへ行ってほしい。
疑わしきは罰せず。
罪を犯していないにも関わらず有罪の判決を受けてしまうと、その人の自由や権利は不当に侵害され、人生を狂わされてしまうなどの深刻な結果が生じてしまう。このような事態を回避するために、犯罪事実が法廷に提出された証拠だけでは、あったともなかったとも確信できない時は、被告人に有利な方向で判決しなければならない。
ずーっと「罰せよ」だと思ってました。
お恥ずかしい。
ぼくが所属している店にまさに「疑わしき」人物がいる。
状況証拠はそろっている。
ただ、決定的な証拠がない。
だから詰めきれない。
きっと詰めたら逃げられる。
もしぼくが同じ立場だったら。
やってもいない罪、冤罪で職場を追われるのは避けたい。
そう考えたら今の状況証拠だけで詰め寄るのは疑わしき人にも失礼かと。
ただ、状況証拠が出るたびにぼくは深夜に仕事をする羽目になっている。
やりたい仕事に手が回らず、状況証拠を押さえる事で残業になり、自由な時間さえなくなる。
ぼくの権利が不当に侵害されていないか?
ということで防犯カメラを設置することにした。
さて、決定的な証拠を押さえようではないか。
苛立つ気持ちを抑えながら今日も業務にあたります。
ここまで読んでいただきありがとうございます。悲しみや寂しさから怒りに変わってきました。以上、仮面クライマーでした。
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