仮面クライマーのレスト日

クライマーが心を癒す趣味の記録。

最近の子は霜焼けにならないらしい。

だから「霜焼けって何?」という状態だった。

最近の家は暖かく、冷え込むことは少ないらしい。登下校の距離は短く、防寒具も良いものに変わり手足が冷えにくいとのこと。

ぼくはと言うと真逆だ。登下校の距離はかなり長く、片道1時間かけて歩いた。指先は冷え切り本当に寒い中をひたすら歩いた。毎年毎年冬が来るのことを恐れていた。どんなに良い手袋に変えても霜焼けになった。普通の編み込みの手袋からスキー用の手袋まで幅広く使ったが全然ダメだった。靴下も普通の布のもの、厚手のもの、絶対に冷えないと書かれているものまで。

それでも全く歯が立たず、毎年霜焼けになってしまった。

 

霜焼けとは、冷えや体質から血流が悪くなり指が腫れ上がる症状のこと。主に手や足の指に起こる。パンパンに腫れ上がるので指が全然曲がらなくなってしまう。ぼくの小指はスイートポテトのようだと笑っていたことを覚えている。

霜焼けの辛さは痒みだ。体温が上がると痒くなる。運動したりお風呂に入ったりするとひどく掻きむしりたくなるほど。一番悲しくなるのは、皆が暖炉を囲み「暖かいね〜」なんて輪に入ろうものなら指が異常に痒くなってしまう。だからその輪の中に入りたくないのだ。暖めると痒くなるから。皆と同じ喜びを共有出来ない悲しみは忘れられない。

ぼくは末端冷え性でいつも手が冷たく、触れた人が驚くほど。冬に手を繋ぐ時は要注意なのだ。手袋越しなら許されるが、素手で手を繋げるのは春から秋までだ。自分自身でも服を脱ぐ時に体に自分の手が触れないように注意する。引くくらいに冷たいから。

外を長時間歩いたり、自転車に乗ることもなくなった大学生の冬。初めて霜焼けにならなかった。まぁ指先は冷たかったのだけれども笑。

最近また霜焼けになってしまった。原因はクライミング。指先が極寒に晒される中、真冬の冷たい岩を全力で握り込むため、久しぶりに霜焼けに悩まされることとなった。

 

ただ、今のぼくは違う。

ベトネベートを手に入れたからだ!

ご存知の方はいるだろうか?霜焼け対処の最適解だとぼくは思う。冬を越えるまでは治らないと思われた霜焼けが冬の間に治るのだ。ぼくの体感では3日で治る。朝起きた時と寝る前にしっかり塗る。本当にこれだけで長年悩まされ続けた霜焼けから解放された。治る理由はこの薬の中にステロイドが入っており、無理矢理血管を拡張させ血流を良くしてくれるらしい。そのおかげで滞っていた指先の血の流れが改善されて、霜焼けが治る。

 

教えてくれた薬局の人にお礼を言いに行くくらい嬉しかったから、マジでおすすめ。

みんな、霜焼けからは解放されよう。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。ぼくはまた霜焼けになったのでまた塗り始めました。以上、仮面クライマーでした。

 

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