仮面クライマーのレスト日

クライマーが心を癒す趣味の記録。

「譲歩」と「我慢」

譲れないことは誰でもあると思う。

家族、恋人、友人。

関係性によっては譲れない上限は変わってくる。しかし、どの関係性によっても変わらず譲れないことはある。

例えば睡眠欲求。
「今夜は寝かさないぞ☆」という台詞は聞いたことがあると思うが普通に寝たい。眠たいし睡眠時間は確保したいというのが本音。譲れないことだ。

誰しも譲れないことはあるのだが、これをどこまで我慢出来るかで自分以外の人と過ごすことが出来るのだと思う。

 

残念ながらぼくは譲れなかった。
自分の時間は確保したい。

 

だがこれは相手にとって受け入れ難いものだった。常に一緒にいたい。毎週会いたい。
そう、それは相手方の譲れないことだった。

 

対策を模索し、実行。お互いが少しずつ譲り合い交友を進めた。

だが、やっぱり譲れないことは譲れないままだった。譲歩し合っても我慢と捉えられてしまう。これは譲歩ではない。関係が対等ではなくなってしまっている。我慢した方が関係が上になる。だから「私はこんなに我慢している。」という台詞が出てくる。

ぼくからは「俺だってこんなに我慢している。」という台詞は出て来なかった。諦めが先に来てしまったから。俗に言う気持ちが冷めてしまったということだろう。

 

あー、グッバイ婚期。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。少しの譲り合い、少しの我慢、本当の意味での対等はなし得ないことなんですね。もう少し辛抱強くなりたいところです。以上、仮面クライマーでした。