【第42話 あかつき号】遥か未来、人間たちの中で私の力が覚醒する。
前回のアギト。水のエルが復活。
過去の戦い
真魚が手紙から読み取ったイメージは謎の青年同士の戦いだった。
光の青年、闇の青年。二人は戦い光の青年が敗れた。敗北した瞬間、光の青年から解き放たれた無数の光。それは光の青年の力の一部。アギトの力の種だった。
人間は闇の青年が生み出したもの。劇中では人間は闇の青年の子供と表現される。アギトの力に覚醒した人間は、闇の青年のものではなくなる。
アギトの力は、超能力から始まり覚醒するとアギトやギルスへの変身能力となるようだ。だからそうなる前に、手元から離れる前に命を絶つことが闇の青年の目的だった。
一度はアギトを見たことがあるのだが、こういう設定だったとは知らなかった。アギトって面白い。
あかつき号事件の真相
先の戦いから時が経ち、あかつき号事件に繋がる。
事件の真相はこうだ。
翔一を含む乗船客はあかつき号に乗って移動していた。この時の乗船客に涼の父親や木野、真島、相良、関谷といった、あかつき号メンバーと言われる面々が含まれる。
死んだと思われた光の青年は、このあかつき号に現れ、他メンバーの目の前で翔一に強い光を放った。同時に周りにいたメンバーも光を浴びることとなる。
強い光を浴びた翔一はアギトの力が覚醒。
そのタイミングで現れたのが闇の青年に遣われた水のエル。初めてアギトへと変身した翔一だったが水のエルに一瞬で敗れ、船から落下した。そこから漂流、記憶喪失へと繋がる。
他のメンバーたちは、水のエルに以下のように告げられる。
悪しき光を浴びた。あの男同様やがて人ではなくなる。だが、それまでは生きられるだろう。覚醒の前兆が訪れるまでは。
ただし、このことは誰にも言ってはならない。決して。
忘れるな、お前たちの時間は長くはない。
お前たちに未来はないのだ。
お告げを聞いたメンバーたちは発狂。それから誰にも話してはならないというルールを守って生活していたのだ。なるほど納得。それほどまでに水のエルの恐ろしさや、人でなくなる恐怖に侵されたのだろう。
おわりに
全てがわかった回だった。いやー、面白かった。神さまの戦いに巻き込まれた人間たち。
人でなくなる人を拒む闇の青年と、それに抗うアギト分子たちという構図だった。
アギトを知ったつもりでいたが、全然知らなかったことに驚かされた。これで人に説明もできる!面白かった〜!
ということで、アギトは終わり、ではなく残り9話くらいありますので今後の展開をお楽しみに。
次回、第43話「動き出す闇」
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。アギト面白過ぎますね。以上、仮面クライマーでした。