仮面クライマーのレスト日

クライマーが心を癒す趣味の記録。

クライミングが与える子供への影響3選 - 内面編

日々クライミングをしていると子供に与える影響ってなんだろうと考えるようになりました。
僕の主観で考えることと共に、保護者の方から伺った話も盛り込んでいきたいと思います。

 

専門用語は少なめで書きましたので、全く知らない方でもご安心ください。

 

f:id:kamenclimber:20210213194153j:plain

 

 

諦めない心

ボルダリングは自分対壁。相手は常に目の前の壁にあります。
その課題をどう攻略していくか一人で向き合い何度も課題に挑戦します。
自分の身長よりも高い位置で出す一手。この一手が怖くて出せなければ登れない。出せれば登れる。
挑戦を重ねて達成できた課題は嬉しいものです。

その課題と向き合う姿勢が「諦めない心」を育てると思います。
出来なくて出来なくて悔しい時もあります。
その悔しさをバネに、次の課題へ取り組む。ボルダリングはその繰り返しです。 

 

考える力

ボルダリングにはパズル的な要素があります。
壁に設定された課題をどう攻略するのか、考えなければなりません。
1課題登るためにルートを確認、挑戦、登れなければなぜ登れなかったのか考えます。
足の位置、手の向き、ホールドの見落とし、身体の使い方、など様々な要素があります。
ひとつひとつの要素に目を向け考え、同じ課題に再挑戦していきます。

この繰り返しは非常に頭をつかうため「考える力(論理的思考能力)」が身に付くと思います。
登れた時に、なぜ登れたのかまで考えられるともっと良いですね。
僕自身、一日登った後は頭も体もくたくたになります。

  

コミュニケーション能力、社交性

ボルダリングジムで日々過ごす子供たちは大人との関わりが多くなります。
平日休日問わず登っている方で多いのは大学生以上。
小学生にとっては大学生も大人です。
その大人がたくさんいる環境で同じように順番待ちをする。
周りと同じ課題を登る。わからない課題が出てきた時にジムスタッフに声をかけて、攻略法を聞いてみる。など話す機会は意外と多いです。
色んな人と話すことでコミュニケーション能力や社交性が伸びるように思います。

家族や学校以外で関わる大人は少ないと思います。
ライミングジムもひとつのコミュニティとして活用していくこともお勧めです。 

 

おわりに

今回は内面の成長に焦点を当てて考えてみました。
ボルダリングを通して成長できることはまだまだあると思います。

ボルダリングは屋内スポーツの1つ。やればやるだけ登れるようになりますし、一人でも出来る素晴らしいスポーツです。

 ぜひお子さんとボルダリングを始めてみてはいかがでしょうか?

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。一人でも気軽に出来るスポーツは楽で良いです。以上、仮面クライマーでした。