仮面クライマーのレスト日

クライマーが心を癒す趣味の記録。

エターナルズという壮大過ぎてとんでもない宇宙の話

スパイダーマン/ノーウェイホームを見る前に!と急いで見たけど全然繋がりがなかったエターナルズの感想。

ネタバレ込みで紹介していきます。

まだこれから見たいと言う方はブラウザバック推奨です!

あらすじ

地球に新たな脅威が迫るとき、7000年にわたり人智を超えた力で人類を密かに見守ってきた、10人の守護者がついに姿を現す。彼らの名は、エターナルズ──。だが、地球滅亡まで残された時間はたった7日。タイムリミットが迫る中、彼らは離れ離れになった仲間たちと再び結集し、人類を守ることができるのか…?そして、彼らを待ち受ける〈衝撃の事実〉とは…。アベンジャーズに次ぐ、新たなヒーローチームの戦いが始まる!

MARVEL公式より引用

最古のヒーローの物語に期待してこの映画を見たのだが、結構ショックだったなぁと…。

 

全てはアリシェムの手のひら

早速結末からなのだが、セレスティアルズというインフィニティストーンが誕生する前から存在する種族がいた。太陽を生み出し宇宙を創るほどの規模なので超巨大な存在。

惑星にセレスティアルの種を埋め込み、その種が育ち誕生するには膨大なエネルギーが必要なのだ。そのエネルギーの元となるのはその惑星に住む生命の量、つまり人間の繁栄が必要なおだ。その生命を増やすために、今回の主役であるエターナルズは派遣されたのだった。

もちろんセレスティアルの誕生で惑星は消滅。地球ごとなくなるのでもちろん人間も消滅する。これを数々の惑星で繰り返してきたのだった。

ぶっとんだ設定に思わず笑ってしまった。エターナルズのメンバーは異変を感じ、散り散りになったメンバーを集め謎を解き、原因がわかった時、アリシェムの計画がわかった時には笑うしかなかった。

 

敵役ディヴィアンツさえ

エターナルズは今回のヴィランであるディヴィアンツから人間を守ってきたとされている。守ってきたのは確かなのだが、ディヴィアンツ自体セレスティアルズが創った生物なのだ。

流れはこうだ。

惑星に存在する種を喰らう種がいるから生命が増えない。では、喰らう種をさらに喰らう種(捕食種)を放とう。エラーが発生、人間食っちゃうやん。捕食種を退治するためにエターナルズを派遣しよう。

後手後手に回ったスーパーヒーローという何とも悲しい存在だ。守ってきた人間たちはセレスティアル誕生のための餌になるし。だいぶ可哀想だった。

 

異常な結末

エターナルズという各々特殊な能力をもった不老不死の戦士は、人間ではなくアリシェムによって作られた存在だった。

アリシェムの計画に気づき、人間と地球を守るため立ち上がったエターナルズ。反逆するメンバーも抑えて見事セレスティアルの誕生を阻止した。だが、これでアリシェムの怒りを買い、そして宇宙の流れを変えてしまったことが今後の問題に発展しそうな予感を残しつつ、それぞれの生活に戻っていった。

こんなやってしまった感満載の終わり方は初めてかもしれない。基本ヒーローの映画は悪役を倒してハッピーエンド。本当は新たなセレスティアルが誕生して地球が崩壊、宇宙の流れを変えるなんてしない方がよかったんじゃと思わせるくらいだった。それほど不安になるくらいアリシェムの存在が大きく(物理的に)怖かった。アリシェムに作られた側であるエターナルズとその他ヒーローじゃ勝てる気がしない。

次の映画以降でセレスティアルズに勝てるヒーローが現れるのだろうか。

 

おわりに

マジで強すぎるというか太陽を作ったセレスティアルズに勝てる未来が見えない。やばいなぁ、不安だなぁと言いつつこれからも続くMCUシリーズを楽しみにしている。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。次回、ノーウェイホーム。以上、仮面クライマーでした。

 

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