「一回」への思い。
先日の「今日のダーリン」にて一回について書かれていた。
この「一回」は大事なことだとしみじみ思ってしまった。
今では何度でも繰り返せることが当たり前になっている。このブログを書いている時も何度も修正、タイプミスがあり、一回で書き切ったことは一度もない。絶対に何かしらの手戻りやミスがある。昔の人たちはすごいなぁと。
趣味のクライミングでも一回がかかった場面がある。課題を一回で登れた場合は「オンサイト」や「フラッシュ」という名前が付いている。2回目以降で登れた時はただ「登れた」というだけなのだ。
オンサイトとフラッシュの違いは事前情報があるかないか。誰かの登りを見たとか、誰かにあそこのホールドが悪いとか、ムーブを聞いたりしたらフラッシュになる。完全なオンサイトは公式戦でしかほとんど出来ないため、みんなフラッシュを狙う。
一回に懸ける思いは強い。本当に価値のあるものだ。
だから岩を登る時もフラッシュかそうじゃないかは与える印象は大きく違ってくる。岩は今まで登ってきた人が非常に多いのであの課題をフラッシュしたという情報はずっと残っていく。自分が為し得た時は鼻が高い。
これからも「一回」「ひとつ」を大事にしたい。
ここまで読んでいただきありがとうございます。慣れてきたブログも一投稿を大事にしたい。以上、仮面クライマーでした。