消費できないアーモンドスライスたち。
アーモンドスライス。普段あってもなくても変わらない、むしろ普段使いする人も少ないであろう食品。
これが大量に余ってしまったのだ。
理由はただ一つ。
フロランタンを作ったから。
フロランタンはフランスの菓子。クッキー生地にキャラメルでコーティングしたナッツ類アーモンドスライスをのせて焼き上げてつくる糖菓。ドイツ、オーストリア方面で好まれ、土着の菓子となった。
一応写真も載せておこう。これは出来た風写真。もっと悲惨な光景から良いとこだけを拾うとこうなる。よくあるレシピ風の写真で映えを意識するとこういった写真を撮ろうと思う。
だがみなさんには特別に出来上がり直後の見るに耐えない写真をお見せしよう。
これだ。
え?
ほんとに?
誰もがそう思う。決して間違った感想ではない。ぼくもそうだ。だがこれを裁断して出来栄えのよいものだけをピックアップすると最初の写真のようになる。恐ろしいことだ。
これがそもそも成功なのか失敗なのかはよくわからないのだが、恐らく失敗だろう。
上の生地は下の生地から流れ出て真っ黒焦げ。掃除が面倒になる前に早々に片付けた。
考えうる原因としては上に乗せる生地の粘度が低かった、もしくは焼きすぎ。何にせよ美味しかったのでまぁよしとした。タッパーに入れて冷蔵庫で保管すると数日はもつので、しばらくはおやつがフロランタンというリッチな気分を味わった。
という初めて作ったフロランタンという話はここまで。
今抱えている問題はアーモンドスライス消費問題だ。
使用量80gに対し、最寄りのスーパーに売っていたのは200g。なんと120gも余ったのだ。買った時は2回やればいいかと安易に考えていたのだが、そうそう2回もやる気は起きなかった。
こういうものはすぐに消費しないと賞味期限を数ヶ月超えてから発見し、カビが生えて異常事態に発展してしまう。
普段使わないアーモンドスライスをどう使うかを調べてみた。
クッキー、ガレット、フロランタン、チュイル、タルト、マフィン…
全部お菓子!全部面倒!
お菓子にしか使用方法がないのか。というくらい面倒なのしかなかった。
ヨーグルトに混ぜるくらいしか思いつかない。
恐るべしアーモンドスライス。恐るべしフロランタン。
購入は計画的に。
ここまで読んでいただきありがとうございます。アーモンドスライスの用途募集中。以上、仮面クライマーでした。
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