魔法が解ける瞬間にあなたはどこまで耐えられるか。
これは男性陣に見て欲しい件である。
大半の女性はお化粧をする。美容にはこだわりが強い人も多く、出会うほとんどの人はお化粧をしていると思う。していないのは極少数。今では男性でも化粧をする方もいるらしい。
異性と交際しているとこのお化粧が剥がれる場面がある。
そう、夜だ。
交際して数ヶ月の期間、外で待ち合わせをし、デートをしてそれぞれの家に帰る。ごく普通のことだ。交際が進みお互いの家に行くようになる。夜はそのまま宿泊するという流れもよくあるだろう。
乗り越えなければならないのはその先だ。
お互いの家を出入りするようになり、気を許せる仲になっていく。するとどうだろう、ほとんどの女性が化粧をしなくなる。仕事やちゃんとしたデートの時だけ化粧顔になる。
化粧をしなくなった時、魔法が解けてしまった時に普段通り接することが出来るだろうか。
中国の整形レベルの化粧はもう面白い領域に入っている。化粧を落とした時に驚くのと同時に笑ってしまいそう。化粧をしなくなった顔を見て、いつもの可愛かった彼女イメージが音を立てて崩れていく。イメージの崩壊が、石ころが欠けるくらいなのか、全て崩れるくらいか、落差は少ない方が良い。薄化粧でも整形レベルの化粧でも同じように崩れるなら少なくあってくれと願わずにはいられない。
散々化粧なしはつらいという話をしてきたが、普段共に過ごすくらいなら別に支障はない。まじまじと顔を見つめることは少ないし、一緒にふざけあったり、テレビ見たり、ゲームしたりするのは楽しい。別に普通のこと。
だが夜の営みだけは美しく、可愛くあって欲しい。お願いだから。
普段の生活は積み重ねてきた信頼関係があるから出来るものが大半。おやつ買って帰ろうとか、ここに連れて行ってあげようとか、好きだからしたいと思えるのだ。夜の営みは違う。
めちゃくちゃ可愛い、めちゃくちゃ綺麗、めちゃくちゃ美しい。滾るものがあるからしたいと思う。魔法が解けた状態でおねだりされても全く滾らない。「私可愛いでしょ(ハート)」オーラをバチバチに出しながらアピールしてくるともう…。むしろゲンナリする。無の境地に入って無心でするのか、現実を受け止め可愛いと思い込むのか…。ぼくは真っ暗にして顔は見えない状態しか考えられない。そう、暗闇ならまだ…ね。顔が見えないですし…。
そういう時、他の方はどうしているのだろう。
女性陣は逆に普段の生活で男性陣にがっかりさせられているのだろう。だから夜だけはと思うのかもしれない。本心はわからないが…。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。その時だけぼくの目に魔法をかけてほしいです。以上、仮面クライマーでした。
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