【第51話 AGITΩ】人の運命がお前の手の中にあるなら、俺が…俺が奪い返す!
前回のアギト。決戦の時。
俺が奪い返す!
戦い始めた翔一。最終回にして地のエル強化体と風のエルに一方的にやられていた。こんなに追い詰められたら負ける未来すら見えるほど。
そこに香川県に行かなかった氷川がG3-Xで駆けつけ、涼も駆けつけエクシードギルスに変身した。3人の共闘をまた見ることができた。
進化する力「アギト」の本領を発揮し、一方的にやられていたエル達に打ち勝った。浮いていく青年にシャイニングライダーキックを放つと空中で大爆発。
氷川「ただの…人間だ!」
涼「俺は…不死身だ!」
翔一「俺が奪い返す!」
かっこいいセリフラッシュ。決して逃げたことのない男、氷川に少し憧れた。
挿入歌が初期の「BELIEVE YOURSELF」だったのも良い点。
神の選択
青年と沢木の最後の会話。「人間はいずれアギトを滅ぼします。」と言う青年と「アギトを受け入れるだろう。人間の無限の可能性として。」と言う沢木。
このやり取りがあったからこそ、青年は自ら動いて滅ぼすのではなく見守ることを選択した。
皆の知らないところでのやり取りが良すぎる。
一年後
G5ユニットが始動。オムロンは昇進。氷川は捜査一課に戻ったが香川県警ではなかった。小沢は警察を離れ、ロンドンの大学で教授をしている。
小沢の元を訪ねた北条。憎み合いつつもお互いのことをどこか認め合っているような微笑みが忘れられない。
涼のエピローグはオープニングが流れ始め、これから始まっていく物語を示唆しているようだった。
爆発で亡くなったように思われた翔一だったが存命。
レストランアギトを経営するシェフになっていた。美杉家のメンバーが訪ねたシーンで終了。
おわりに
面白かった〜!!幼い頃に見ていたアギトでしたが、ここまで深い人間ドラマがあるとは思いもしませんでした。神様の争い、あかつき号事件、真魚の父親、力の覚醒、人間の可能性等々。覚えていないことがたくさんありました。奥深い…。
友人がアギトを面白いと言っていた理由が今ではよくわかります。大人になってから見ると違った印象を受けますね。
まだアギトをご覧になっていない方はぜひご覧ください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!以上、仮面クライマーでした。